甲虫装機考察
前も書いた通りまだ微妙なデッキですが、CSでの使用率が高いので、考察してみたいと思います。
取り合えず、このデッキの動き、モンスターの交換などを知らない人は、分からん殺しされてしまいます。
しっかり、前持って動き方は知っておく必要があります。
次に、動き・構築について
甲虫装機は、手札に《甲虫装機ホーネット》があるか墓地に《甲虫装機ホーネット》を落としてからの展開が基本となるので、《おろかな埋葬》《終末の騎士》からのスタートが基本です。
下準備が出来ないと事故って勝手に死んで行きます。
しかし、それではデッキとして成り立たないので、下準備をする為のカードが多数採用されています。
代表的なカード
《終末の騎士》
《召喚僧サモンプリースト》
《キラートマト》
《クリッター》
《明鏡止水の心》
《終末の騎士》は一番手っ取り早く目的がこなせるカード。
《召喚僧サモンプリースト》は《終末の騎士》で役割を遂行した後に、《ラヴァルバルチェイン》他エクシーズモンスターを作れるとても優れるカードですが、最近メインデッキへの採用率の高い《エフェクトヴェーラー》に滅法弱いので、採用が難しいのが現状。
《キラートマト》は《終末の騎士》《甲虫装機ダンセル》を引っ張ってこれる万能な野菜。
状況に応じて、2つの役割がこなせるので、採用率は高め。
《クリッター》、役割遂行の神。
《明鏡止水の心》は《甲虫装機センチピード》に装備することで、《甲虫装機ホーネット》を引っ張ってこれる言わばこのデッキの《増援》。
サーチだけでなく、1killパーツ、戦闘破壊耐性付加や対象破壊耐性付加の効果も持っており、戦況に応じて色々な運用方法があるので、採用率は高いと考えていいと思います。
この中で、心がけて戦う事で対策出来るカードは《キラートマト》です。
このカードの中でも《キラートマト》は特に気をつけなければいけないカードで、このカードの役割だけは絶対に達成させてはいけません。
なので、むやみやたらに攻撃してこれを倒してしまったら、ペースは完全に甲虫装機側へと傾いてしまいます。
次に、対策について
まず、甲虫装機の召喚を止めるカード
《奈落の落とし穴》
《激流葬》
《神の警告》
《神の宣告》
《連鎖除外》など
《奈落の落とし穴》は《甲虫装機センチピード》にしか対応出来ない為、サイドから真っ先にアウトしなければ、ただの破壊の的にしかなりません。
《激流葬》は《キラートマト》セットされた後などかなり有効なカード。
しかし、甲虫装機の召喚に合わせて発動しないと破壊されてしまうので、召喚に合わせて発動して基本、1対1交換になります。
《神の警告》は準備段階から対策の出来るカードなのでかなり優秀です。
しかしながら、甲虫装機の召喚に発動して、その後の蘇生カードへ目を向けていないと、痛い目にあいます。
《神の宣告》は当然ながら最終手段、これを発動したら相手が攻めやすくなってしまいます。
《連鎖除外》についてはサイドからの採用が基本になると思いますが、このカードはかなり有効で、効果が無事に解決すればかなり勝ちに近くなります。
次に、召喚後での対策
《月の書》
《サンダーブレイク》
《鳳翼の爆風》など
《月の書》は甲虫装機へかなり優秀なカードです。説明しなくても誰でもわかる。
《サンダーブレイク》は、装備した後でも甲虫装機を破壊出来る優秀なカード。しかし、発動時期は甲虫装機の召喚成功時が望ましいです。理由は《明鏡止水の心》を装備されてしまうと、役立たずのカードへなり下がってしまうからです。
《鳳翼の爆風》についてもほとんど《サンダーブレイク》と同じですが、破壊ではなく、デッキトップへのバウンスなので、次ターンからまた動かれてしまいます。
しかし、《明鏡止水の心》をかわせるのは強いです。
甲虫装機への効果発動への対策
《エフェクトヴェーラー》
《D.Dクロウ》
《禁じられた聖杯》
《スキルドレイン》
《エフェクトヴェーラー》は甲虫装機に対してかなり有効ですし、前述したように準備段階の《終末の騎士》、《召喚僧サモンプリースト》への対策札にもなります。
《D.Dクロウ》については、あまり有効とは言えないです。それは甲虫装機のモンスター装備効果が対象を取らない効果だからです。
しかし、墓地の《甲虫装機ホーネット》を除外して効果が不発になれば、相手の手札を確認する事ができるので、場合により《エフェクトヴェーラー》より優秀な動きをしてくれます。
《禁じられた聖杯》
《スキルドレイン》この2枚は、普通に有効ですが、甲虫装機側の《禁じられた聖槍》により役割が果たせなくなってしまいます。
それに加え、後者は《サイクロン》《王宮のお触れ》などにより、より一層役割遂行が難しいです。
このようにカードによっては、発動時期が難しくなる場合もありますが、要所をついて行けば有利に戦いを運べると思います。
しかし、まだまだ出たばかりのデッキなので、侮れませんね。
